2022
23
Apr

art, NEWS, exhibition

”Flying Seeds” in Sweden

”Flying Seeds” in Sweden

スウェーデンのウプサラ植物園にて開催される野外展に参加します。

”Flying Seeds” in Sweden

”Flying Seeds” in Sweden

6名の道産子たちが展開する、スウェーデンでのアート作品をお楽しみください。

”Flying Seeds” in Sweden 招待状

”Flying Seeds” in Sweden 招待状

ウプサラ大学 (Uppsala universitet)から招待状を頂いてから一年延期となっていましたが、ついに開催されることになり、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。

私は、Mr. Carl Peter Thunbergが日本の植物、種名や属名に日本名をそのまま使った「カキ、サザンカ、ナンテン」や、スウェーデンの植物や海藻を採取し、それらをメインにラミネートフィルムに挟んだ不織布状の作品を作ります。

制作日数は8日間。

日本側から5名(当初6名渡航の予定が渡辺行夫氏は作品を現地に持参)でそれぞれの作家たちの作品と5名共同で1作品を制作いたします。

作家名

アーティストトークショーも開催されます。

5/19 https://www.kalendarium.uu.se/Evenemang/?eventId=68352

  • 出席アーティスト:八子直子氏、末永正子氏
  • 日付:5月19日 18.00–19.30
  • 場所:Botaniska trädgården Orangeriet, Villavägen 8
  • 主催者:Uppsala linneanska trädgårdar med stöd från Uppsala kommun och Region Uppsala
  • 担当者:Per Erixon

5/23日 https://www.kalendarium.uu.se/Evenemang/?eventId=68350

  • 出席アーティスト:柿崎熙氏、末永正子氏、田村陽子
  • 日付:5月23日 18.00–19.30
  • 場所:Botaniska trädgården Orangeriet, Villavägen 8
  • 主催者:Uppsala linneanska trädgårdar med stöd från Uppsala kommun och Region Uppsala
  • 担当者:Per Erixon

linneanska.biljetto.comから事前にチケットを御購入してください。座席数に限りがあります。

私の製作する作品のコンセプトについて

ウプサラ植物園にトゥーンベルク地区があります。その地区での私の作品の展示という事で彼に焦点を絞って構想を練りました。

江戸時代に1年余り来日したMr. Carl Peter Thunberg(ツンベリー、トゥーンベリー、ツーンベルク、ツンベルクなどいろいろ言い方はあるみたいです)は医者でもあり、日本の植物学の基礎を築いた人でもあります。

『ツンベルグ日本紀行 :邦訳 山田珠樹(駿南社) 昭和3年〔1928〕』を記しています。国会図書館デジタルコレクションでご覧いただけます。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1043693

彼が植物に命名した物の中で、日本名をそのまま種名や属名に用いたものに、カキ、サザンカ、ナンテンがあります。

その3種と、採取したスウェーデンの植物や海藻をミックスさせて作品へと昇華させます。

私が作品を制作展示する、トゥーンベリ地区のトゥーンベリという名前は、環境問題活動家のグレタ・トゥーンベリ(Greta Ernman Thunberg)さんと同じスペルです。

ウプサラ城の近くにあるウプサラ大学植物園は、ウプサラ大学が所有する主要な植物園で、スウェーデン最古の植物園です。これは、1787年にスウェーデンのキンググスタフ3世によって大学に寄贈された土地に作られました。 ウプサラ大学には、2つのサテライト植物園もあります。

スウェーデン御旅行の際は是非、お立ち寄りください。