
「記憶する足形」は私、田村陽子のライフワーク作品です。
2024年8月20日から25日に京都岡崎にある、歴史ある京都市美術館改め京セラ美術館で集団AUFの一員として展示をしました。
今回はモデルを使い足形を編む実演もしました。
記憶する足形の制作過程では2時間以上この姿勢なので、とても大変な作業です。モデルさんも同じ姿勢を続けてもらうのでいつも感謝です。
搬出入含め、京都には一週間以上の滞在となりました。京都の8月の後半と言えば、酷暑この上なく、北海道在住の私にとって人生で一番暑い一週間となった気がします。
京都四条辺りのバス停にはミストが出ててちょっと涼しかった。
札幌は暑くなったと言っても、寒いくらいの日があるので、こういうのはとても珍しい。 pic.twitter.com/AtiKfFq5YY
— yoko-tamura (@Yoko_Tamura_art) August 19, 2024
2024年8月19日が搬入日でした。
同時期に新館 東山キューブで開催されていた村上隆氏の「村上隆 もののけ 京都」。閉館している館内で人気の展覧会を眺めるのは嬉しいなと思いながら午後から搬入をします。
今日は京セラ美術館の搬入でした。
18:00で終了。
あと少し時間が足りないので、明朝も作業をします。折角札幌から京都まで来ているので、沢山話しかけて下さい。
25日 16:00までです。https://t.co/mBiuLDSYj3 pic.twitter.com/LIO9Nnv2Ha— yoko-tamura (@Yoko_Tamura_art) August 19, 2024
今回は、「98名の記憶する足形」の展示です。
壁は使わない予定でしたので設営は床面で進めます。イメージトレーニングは重ねてきましたが、思ったよりも作品と床面の色が近かったり、用意した台が倒れたりなど、ハプニングが続出しましたが、なんとかなりました。
2000年より始めた苧麻を編んで作る「記憶する足形」の制作。98名のモデルによる足形が以下となります。
赤ちゃんだった足は大きく育ち、亡くなってしまった懐かしい方の足形もあります。どの作品も見るとその時の思い出が蘇ります。
モデルとなってくださった方々には感謝しかありません。本当にありがとうございます。
「98名の記憶する足形」モデル
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1山岸せいじ フォトグラファー https://www.g-monma.com/artists/seiji-yamagishi/
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31毛内(もうない)やすはる 造形作家 https://yasuharu-mounai-info.tumblr.com/
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一覧では、皆様を紹介しているリンクなどを可能な限り探して貼り付けました。修正や追加などありましたらご連絡いただけましたら対応いたします。
2025年は2名の足形を編み、100名に達する予定です。
またご覧いただける機会がありますように。
最後になりましたが、一緒に時間を過ごしたAUFのみなさん、ありがとうございました。