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第3回札幌500m美術館賞グランプリ展 2015年

第3回札幌500m美術館賞グランプリ展 2015年

第3回札幌500m美術館賞グランプリ展 2015年

第3回札幌500m美術館賞グランプリ展 2015年

第3回札幌500m美術館賞グランプリ展 2015年

会期 : 2015年1月31日(土)~4月24日(金)

開催概要
会期 | 2015年1月31日(土)~4月24日(金)
時間 | 7:30~22:00(最終日のみ17:00まで)
会場 | 札幌大通地下ギャラリー500m美術館
住所 | 札幌市中央区大通西1丁目〜大通東2丁目(地下鉄大通駅と地下鉄東西線バスセンター前駅間の地下コンコース内)

主催 | 創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会

展覧会について

第3回目となる札幌500m美術館賞はゲスト審査員に神谷幸江氏(広島市現代美術館チーフキュレーター)をお迎えし、慎重に審議した結果、「グランプリ該当者なし」という結論に至った。
神谷氏は「長い長い、そして人々の行き交うストリートという公共空間に(…)展示する作品にその場所にあることの必然性と強さを求める500m美術館は、なかなか手強い」と審査講評で述べているが、まさにこの「必然性」と「強さ」こそ、審査の根本基準なのだといってよい。
染田リサさんの「長さ」を生かした写真作品に関しては、この札幌で作品を発表することの積極性がなおいっそう考慮されていれば、田村陽子さんの足型の作品に関しては、「歩む−−足−−編む」に内在する意味連関の展示になおいっそう工夫されていれば、異なった結果になっていたことだろう。
お二人には、審査委員会のこうした審議経過をお伝えした上で、「グランプリ該当者なしの最終審査通過者」としての作品発表をお願いし、今回の展覧会となった。
今回の結果そのものは残念ではあるが、美術館賞の回数を重ねる毎に500m美術館の可能性が広がっているのも確かである。
来年度以降も、この「手強い」空間を相手にした、具体的で斬新、かつ独創的な作品や企画の提案が数多く寄せられることを期待している。
北村清彦
(創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会500m美術館部会部会長・北海道大学大学院文学研究科芸術学講座教授)

出展作家

染田リサ/Someda Lisa
田村陽子/Tamura Yoko

オープニング企画

◎「第3回札幌500m美術館賞グランプリ展」ギャラリーツアー
・時間 1月31日(土) 14:00-14:20
・会場 500m美術館(大通駅側から)
・入場 無料
・主催 500m美術館

作家による作品解説を500m美術館の作品前で行います。皆様、お気軽にご参加ください。